似た者同士が結ばれる理由とモラハラに惹かれる心理
街中の夫婦を見て、ふと思うこと
「この2人、なんか似てるよね」
街を歩いていると、夫婦やカップルを見てそう感じることがありませんか。雰囲気が似ている、話すテンポが合っている、笑い方まで似ている――そんなふうに感じるカップルって、意外と多いものです。
一方で、「なんでこの2人が?」と思うこともあります。どちらかがどちらかをしっかり支えているような関係、あるいは、「この奥さん(旦那さん)がいるから成り立っているんだろうな」と感じる夫婦。逆に「どちらかがかなり我慢しているのでは…」と心配になるようなカップルを見かけることもあります。
婚活の現場に長くいると、こういった「2人の組み合わせ」のパターンが、だんだん見えてくるようになります。
今回のコラムでは、「類は友を呼ぶ」という言葉を婚活に当てはめながら、
- なぜ人は似た者同士と結ばれるのか
- なぜモラハラ・DVをする人に惹かれてしまうのか
- 結婚相談所で「理想の人と出会えるはず」という思い込みがなぜ危険なのか
- この3つのテーマについて、私自身がカウンセラーとして見てきた実例も交えながら、できるだけ正直にお伝えしたいと思います。
婚活中の方にとって、少し耳が痛い話もあるかもしれません。でも、それが「成婚への近道」になると信じてお伝えします。どうか最後まで読んでいただけると嬉しいです。
目次
「類は友を呼ぶ」は婚活にも当てはまるのか?
結論から言うと――基本的には当てはまります。
ただし、ここで大切なのは「何が似るのか」という点です。
よく誤解されるのですが、「似た者同士が結ばれる」というのは、趣味や年収や出身地が同じということではありません。もちろんそういった共通点が出会いのきっかけになることはありますが、それはあくまでも表面的な話です。
本質的に「似る」のは、もっと深いところです。
- 人との距離の取り方
- お金や時間の使い方に対する価値観
- 感情の表し方・受け取り方
- 「当たり前」だと思っていること(家族観・仕事観・生活スタイル)
- 自分自身に対する評価(自己肯定感)
こういった、普段は意識していないけれど、生き方の根っこにあるようなものが「近い人」と、人は自然と一緒になっていく傾向があります。
なぜかというと、それが一番「楽」だからです。
一緒にいて違和感がない、話していてリズムが合う、価値観の説明をしなくても通じる
――そういった「居心地のよさ」を、人は無意識のうちに求めています。
これは婚活に限った話ではありません。友人関係でも職場での人間関係でも、似た感覚を持つ人と自然と近くなっていくことって、みなさん経験があるのではないでしょうか。
一般の出会いと婚活の出会いの違い
一般的な出会い(職場・友人の紹介・趣味のコミュニティなど)では、最初に「その人の中身」から入っていきます。日常的に会話する中でその人を知り、気づいたら好きになっていた、というプロセスが多い。
この場合、自然と「価値観が近い人」「居心地がいい人」と深い関係になっていくため、「似た者同士が結ばれる」現象が起きやすいのです。
一方、婚活では最初に「写真」と「プロフィール」が先に来ます。年収・職業・学歴・身長・写真――これが第一印象になる。そのため、どうしても「条件」で相手を判断するクセがついてしまいます。
この「条件で選ぶ婚活」がなぜうまくいかないのかについては、後ほど詳しく触れます。
似た者同士がうまくいくパターン・うまくいかないパターン
「似た者同士が結ばれる」というのは、必ずしもいいことだけではありません。
良い意味での例を挙げると――
- 穏やかな人どうしが結ばれて、お互いのペースを尊重し合える夫婦
- 向上心がある人どうしが結ばれて、お互いに刺激し合いながら成長できる夫婦
- 思いやりのある人どうしが結ばれて、困ったときに自然と助け合える夫婦
- おおらかな人どうしが結ばれて、細かいことを気にせず笑って過ごせる夫婦
こういった組み合わせは、関係が安定しやすく、長続きする傾向があります。「なんか似てるね」と言われるカップルのほとんどは、こちらの意味合いではないでしょうか。
一方、残念ながら悪い意味での例もあります。
- モラルが低い人どうしが引き合って、お互いの悪い部分を許容し合う関係
- 依存体質の人どうしが結ばれて、共依存に陥ってしまう関係
- 感情のコントロールが苦手な人どうしが一緒になって、ぶつかり合いが絶えない夫婦
- 「誰かに何かしてもらうのが当然」という感覚が似た人どうしが、お互いに不満をため込む関係
このような場合、最初はうまくいっているように見えても、時間が経つにつれて問題が噴き出してくることが多いです。
つまり、「似ていること」自体が良いわけではなく、「どのレベルで・何が似ているか」が重要なのです。
自分自身と向き合うのは怖いこともありますが、「自分はどんな人間か」「今の自分にはどんなクセがあるか」を知ることが、婚活において非常に大切なことだと、私は常々感じています。
カウンセラーとして見てきた「似た者同士」の実例
少し具体的な話をさせてください。
結婚相談所に入会される方の中には、「私は今まで、なぜかいつも似たようなタイプの人と付き合ってしまって、同じような失敗を繰り返してきた」とおっしゃる方が一定数いらっしゃいます。
たとえば、「付き合う男性がいつも束縛してくる」「付き合う女性がいつも依存してくる」という方。
こういった方の話を丁寧に聞いていくと、実は「相手が束縛してくる状況」や「相手が依存してくる状況」を、無意識のうちに引き寄せているケースが少なくありません。
もちろん、相手が悪いのも事実です。でも、「なぜ毎回同じパターンになるんだろう」と立ち止まって考えてみると、そこには自分自身の行動や選択のクセが見えてくることがあります。
「なぜいつも同じ人を選んでしまうのか」
「なぜいつも同じ展開になるのか」
これを客観的に見つめ直すことが、次の交際をうまくいかせる第一歩になります。
カウンセラーとして正直に言うと、「パターンを繰り返している」と気づかないまま婚活を始める方は、結婚相談所に入っても同じことを繰り返してしまう可能性があります。「相談所に入れば変わる」のではなく、「自分が気づいて変わろうとすることで、相談所のサポートが活きてくる」のです。
これは責める話ではありません。誰にでもクセはあります。ただ、そのクセに気づかないまま婚活を続けると、なかなか前に進めません。
カウンセラーの仕事の一つは、こうした「見えていないパターン」を、一緒に発見することでもあると思っています。
「何度お見合いしてもうまくいかない」
「交際がいつも同じところで終わる」
――そういった方は、一人で悩まずに、ぜひカウンセラーにそのまま話してみてください。
なぜモラハラ・DVの人に惹かれてしまうのか
「なんであんなに優しい人が、なんであの人と一緒になったんだろう…」
そう感じたことのある方、いませんか?
モラハラやDVをするような人のパートナーを見ると、おとなしくて、真面目で、優しい方が多いように思います。「似た者同士が結ばれる」と言ったのに、どうしてこういうことが起きるのでしょうか。
実はここにも、「類は友を呼ぶ」の法則が働いています。ただ、少し深いところで。
「惹かれる」の正体
モラハラ・DVをする傾向のある人は、最初から「支配的な人」として現れるわけではありません。
多くの場合、最初の印象はこんな感じです。
- 「しっかりしていて頼りがいがある」
- 「自分に自信があって、引っ張ってくれる」
- 「こんなに大切にしてくれる人はいなかった」(最初は愛情表現が過剰なほど多い)
- 「私のことを誰よりも理解してくれている気がする」
特に、自己肯定感が低い方や、「自分はこんなに大切にされる価値があるんだ」という感覚をあまり持てていない方にとっては、こういった相手が非常に魅力的に映ることがあります。
「こんなに自分を求めてくれる人がいる」という感覚は、それまで感じたことのない安心感になることもあります。
関係が深まると何が起きるか
関係が深まるにつれて、「愛情表現の多さ」は「束縛」に変わり、「引っ張ってくれる」は「コントロール」に変わっていきます。
でもその頃には、すでに深く関わってしまっているため、抜け出すのが難しくなっています。「私が我慢すれば」「相手のためになら」「私がいないとこの人はダメになる」と思ってしまう方ほど、この状況に陥りやすいのです。
さらに厄介なのは、「モラハラをする人」は激しく怒る日だけではなく、普段はとても優しかったり、「反省した」と見せたりすることがあります。その落差が、関係からの脱出をより難しくします。
これも「似た者同士」の一形態
このパターンを少し冷静に分析すると、
- コントロールしたい人(支配する側)
- 受け入れてしまう人(受容する側)
という、ある種の「組み合わせ」が成立しているのがわかります。
「支配する側」と「受容する側」は、一見まったく違うタイプに見えます。でも、「この2人が一緒になりやすいのはなぜか」という視点で考えると、やはりどこかで「引き合う部分」があるのです。
それが、先ほど触れた「内面レベルでの類似」です。自己評価の低さ、「誰かに認めてもらいたい」という欲求、「私さえ我慢すれば」という思考パターン――これらが、支配的な相手と引き合うきっかけになることがあります。
受容する側の方に「自分を大切にする感覚」「自分の意見を言っていい感覚」が育っていれば、最初の段階で「この人は合わない」「なんか違和感がある」と気づけることが増えます。逆に言えば、自己肯定感を育てることが、こういった関係への入口を防ぐことにもつながります。
婚活でモラハラ・DVの傾向を早めに見抜くには
結婚相談所では、入会時に身分証明や収入証明の提出が義務づけられています(テニシアが加盟しているIBJやTMSでも、書類審査があります)。そのため、既婚者や虚偽の情報を持った方が入会するリスクは、一般の婚活よりも低くなっています。
ただ、それでもすべてを防ぐことはできません。
大切なのは、「お見合いや交際の場での違和感を見逃さないこと」です。具体的には、
- 自分の話ばかりして、相手の話を聞こうとしない
- 店員さんや周りへの態度が急に変わる(外面と内面が違う)
- 「こうすべき」という言い方が多く、価値観を一方的に押しつけてくる
- やたらと急かす(「早く交際しよう」「早く決めて」)
- 「俺(私)がいなかったらどうするの」という言葉が多い
- 自分の意見と少しでも違うことを言うと、不機嫌になる
こういった言動は、早い段階で気づくべきサインです。「気のせいかもしれない」と思わずに、カウンセラーに正直に伝えてもらえれば、一緒に判断するお手伝いができます。
婚活の場でも、「なんとなく違和感がある」という直感はとても大切です。その感覚を信じてください。
「結婚相談所に入れば、理想の人と出会える」という誤解
ここからは、結婚相談所に対するよくある誤解についてお話しします。
結婚相談所に入会される方の中には、「高い入会金を払うんだから、それなりにいい人と出会えるはず」と思っている方が少なくありません。
気持ちはわかります。確かに費用は決して安くありません。「それだけ払うんだから」と期待するのは自然なことです。
でも、これは大きな誤解です。
結婚相談所が提供しているのは「出会いの機会」とサポート
結婚相談所が提供しているのは、
- 膨大な会員データベースへのアクセス
- 出会いの機会(お見合いのセッティング)
- 交際・成婚に向けたカウンセラーのサポート
であって、「理想の人との結婚を保証するもの」ではありません。
ここを誤解したまま入会されると、「こんなはずじゃなかった」「紹介してくれる人が全然理想と違う」という不満が出てきてしまいます。そしてその不満が積み重なって、「婚活疲れ」につながっていくことも多い。
料金はサポートへの対価
結婚相談所の費用は、「理想の人と出会えるための料金」ではなく、「出会いの環境とサポートの質に対する対価」です。
カウンセラーのサポートの中には、
- お断りされたときに「何が原因だったか」を一緒に考える
- 交際が始まったときに「どう進めればいいか」をアドバイスする
- お相手のお断り理由から「自分が変えられること」を見つける
- プロフィールや写真の見直しをする
- 条件設定が適切かどうかを客観的に確認する
こういったことが含まれています。
私自身、会員様から「なぜ断られたんだろう」という連絡をいただいたとき、できる限り正直にお伝えするようにしています。「プロフィール文がもう少し相手に伝わりやすい書き方の方がいいかもしれない」「お見合い中にこういった話をしていたとしたら、相手が少し引いてしまったかもしれない」――そういったことを、丁寧に伝えるようにしています。
厳しいことを言う場面もありますが、それがその方の成婚に繋がると信じているからです。
「結婚できない人の集まり」ではない
「結婚相談所に入る人って、普通の方法で結婚できない人でしょ?」という声を聞くことがあります。
でも、冷静に考えてみてください。
結婚できない人が結婚相談所に入っても、結婚できません。結婚相談所は「理想の人をプレゼントしてくれる場所」ではないからです。もし本当に「結婚できない人の集まり」だとしたら、誰も成婚できないはずです。でも実際には、多くの方が成婚されています。
それはなぜか。
結婚相談所は、「結婚したい気持ちがある人が、効率よく出会い、プロのサポートを受けながら成婚を目指す場所」だからです。
むしろ、「結婚に真剣な人たちが集まっている場所」と捉えた方が正確だと思います。
仕事や日常生活で忙しくて出会いがない方、友人の紹介も職場にも出会いがない方、真剣な交際・結婚を求めているのになかなかそういった環境がない方――そういった方たちが、婚活のプロのサポートを借りながら活動されています。
条件で選ぶ婚活が、なぜ失敗しやすいのか
結婚相談所の特徴として、相手のプロフィールに「条件面」が詳細に出ることがあります。年収・職業・学歴・身長・趣味・家族構成……これだけの情報が最初から見えてしまう。
その結果、どうしても「条件で選ぶ」思考になりやすいのです。
「この人はダメ」と切り捨てるリスク
婚活相談の中でよく聞くのが、
「年収が〇〇万円未満の人はちょっと…」
「身長が〇〇cm以下は無理です」
「写真を見てピンとこなかったのでお断りしました」
というセリフです。
もちろん、絶対に譲れない条件があること自体は自然なことです。たとえば、「明らかに年齢差がありすぎて生理的に無理」「仕事の都合上、どうしても同じ地域に住める人でないと厳しい」といった条件は、現実的なものです。
ただ、そのフィルターが細かくなればなるほど、実際に会う機会が減っていきます。
一度も会っていない段階では、「その人の中身」が全くわからないのです。
写真は実物と異なることがよくありますし、プロフィール文章は書き方が苦手な方も多い。会ってみたら話が弾んだ、笑顔がよかった、一緒にいて楽しかった——そういうことは、会ってみないとわかりません。
実際に、私が担当した会員様の中で成婚された方の多くは、「正直、最初の条件には引っかかっていませんでした」とおっしゃっています。でも「一度会ってみよう」と決めて会った相手と、結婚されています。
「減点方式」の見方が出会いを遠ざける
条件チェックと並んで気をつけてほしいのが、「減点方式」でお相手を見る見方です。
お見合いが終わった後に、
- 「話の展開がイマイチだった」
- 「エスコートしてくれなかった」
- 「笑顔が少なかった」
- 「緊張しているのが丸わかりだった」
- 「会話を盛り上げようとしてくれなかった」
と言う方がいます。
少し考えてみてください。
あなたは初対面の相手の前で、完璧にふるまえていますか?
緊張する人は、緊張します。饒舌でない人は、最初はなかなか話せません。エスコートに慣れていない人は、段取りが悪いこともある。
でも、それが「その人のすべて」ではありません。
もし相手があなたを同じように「減点方式」で見ていたら、あなたは選んでもらえるでしょうか。
「選ばれる側」であることを忘れない
婚活は、自分が相手を選ぶ場であると同時に、自分も相手に選ばれる場です。
「理想の相手を探す」ことに集中しすぎると、「自分は相手から見てどう映っているか」という視点がおろそかになります。
たまに「私は〇〇な人がいい。〇〇な人でないと無理」という強い条件を持ちながらも、「でも私はどうなんだろう」という視点が全くない方がいます。
「その理想的な人があなたのことを選ぶとしたら、あなたはその人に選ばれるだけのものがありますか?」
婚活は、お互いが選び合うプロセスです。婚活でうまくいく方は、「どんな人が来てくれるか」だけでなく、「自分はどんな自分でいるか」も意識されています。
成婚する人に共通する考え方・行動
長くカウンセラーをしていると、成婚される方には共通の特徴があることがわかってきます。
もちろん、一人ひとり違いますし、すべてが当てはまるわけではありません。でも、こういった傾向はあると感じています。
まず会ってみる姿勢がある
「とりあえず会ってみる」という姿勢がある方は、出会いの数が自然と増えます。
そしてたくさんの人と会う中で、「自分が居心地よく話せる相手」「自分が自然体でいられる相手」というのが、少しずつ見えてきます。完璧な条件の人でなくても、「なんか気が合うな」「一緒にいて楽しいな」と感じる人と出会う確率も上がっていきます。
実際に、たくさんのお見合いを積極的に重ねた会員様が、「最初は全然タイプじゃなかったけど、会っているうちに好きになった」とおっしゃって成婚されたケースは、珍しくありません。
逆に、「この人は条件が合わないから」と会う前に切り捨てていた方が、実はとても合うタイプだったという話も、よくあります。
柔軟性がある
「完璧な人はいない」ということを受け入れられる方は強いです。
自分自身も完璧ではない。だから相手にも完璧を求めない。
これは諦めではなく、現実をちゃんと見ているということだと思います。どこかで折り合いをつけながら一緒に生きていくのが結婚ですから、「ちょっとここは違うけど、これはいいな」という受け止め方ができる方は、交際が前に進みやすいと感じています。
また、「交際中に相手が変わってくれると思っている」方は要注意です。交際してから・結婚してから人は大きく変わりません。「今のこの人」と一緒に生きていけるかどうかを考えることが大切です。
カウンセラーのアドバイスを受け入れられる
少し耳の痛い話になりますが、成婚される方は、アドバイスを素直に受け取ってくれます。
「この部分は相手に伝わりにくかったかもしれないので、こう変えてみましょう」
「プロフィール写真、もう少しこうしてみませんか」
「もしかしてお見合いでこういう話をしていませんでしたか?」
こういった話をすると、「そうですよね、気をつけます」と言ってくださる方は、着実に前に進んでいきます。
反対に、「でも私は悪くないと思います」「そういうことを言う相手が間違っているのでは」と防衛的になってしまう方は、なかなか変化が起きにくいです。
これは責めているのではありません。人間、自分のクセはなかなか見えないものです。だからこそ、第三者の目を借りて自分を見てみることが、成婚への近道になります。カウンセラーはあなたの敵ではありません。あなたの成婚を一番近くで応援している存在です。
焦らない・諦めない
婚活には波があります。お見合いがたくさん入る時期もあれば、なかなか進まない時期もある。交際まで進んでも、うまくいかないこともある。
そういったときに、「やっぱり自分には無理なんだ」と落ち込んでしまう方もいますが、うまくいかなかった交際には必ず「次に活かせること」があります。
「なぜうまくいかなかったか」を一緒に振り返って、次に繋げていく。その繰り返しが、成婚への道です。
焦って「早く決めなきゃ」と思いながら進むと、判断が狂ってきます。焦りは禁物です。でも、「どうせ自分には無理だ」と諦めてしまうのも違う。
「焦らないけど、諦めない」これが、長く婚活を続ける上で大切な姿勢だと感じています。
自分から積極的に動く
婚活は待っていても進みません。
「お申込みが来るのを待っている」「誰かが引っ張ってくれるのを待っている」という姿勢だと、なかなか出会いの数が増えません。
自分から積極的に気になる方へお申込みをする、お見合いが決まったら誠実に準備をして臨む、断られてもすぐ気持ちを切り替えて次へ向かう――こういった積極性が、婚活の結果に大きく影響します。
特に「お断りが怖くて動けない」という方は多いです。でも、お断りはゴールではありません。「合わなかっただけ」「次の出会いへの一歩」という捉え方ができると、気持ちがかなり楽になります。
実際に、最初は消極的だった方が、カウンセラーと一緒に「まず5人に会ってみる」という目標を立てて動き始めたところ、4人目の方と交際に至り、成婚されたというケースもあります。動き始めることで、流れが変わることは本当にあります。
結婚相談所の本当の価値
ここまで読んでくださった方には、もうお分かりだと思いますが、結婚相談所の本質は「理想の人を見つける場所」ではありません。
「自分に合う人と出会う確率を上げながら、成婚に向けて自分自身を整えていく場所」
というのが、私の考える結婚相談所の本当の価値です。
データの力を活かす
IBJやTMSといった大手連盟に加盟する結婚相談所では、数万人規模の会員データにアクセスできます。
地縁・血縁・職場・友人のつながりだけでは到底出会えない数の方と、条件を絞りながら効率よく出会えることは、大きなメリットです。
ただ、それを活かすのは最終的に「自分」です。データはあくまでも「出会いの機会」を広げるもの。そこからどう関係を作っていくかは、自分次第です。
客観的なフィードバックを得られる
自分一人で婚活をしていると、うまくいかない理由がわかりません。
「なぜ断られたのか」
「どこを直せばいいのか」
「今の自分はどう見られているのか」
これがわからないまま続けても、同じことを繰り返してしまいます。
結婚相談所のカウンセラーは、この「客観的な目」を提供できる存在です。
今まで交際で上手くいかなかった原因を元に、これからの交際の進め方を客観的にアドバイスするのがカウンセラーの役目です。
プロフィールと写真の重要性
結婚相談所では、第一印象を決めるのがプロフィールと写真です。
どれだけ素晴らしい人柄の方でも、プロフィール文が伝わりにくかったり、写真の印象が実物とかけ離れていたりすると、お申込みをしてもらえないまま終わってしまうことがあります。
逆に言えば、プロフィールと写真を整えることで、出会いの数は大きく変わります。
「プロフィール文に何を書いたらいいかわからない」
「写真はどんなものがいいか」
――こういった悩みも、カウンセラーが一緒に考えます。自分では気づかない「伝わりにくい書き方」「印象が良くない写真の選び方」を、客観的にアドバイスできるのがプロのサポートです。
実際に、プロフィール文を少し書き直しただけで、お申込み数が増えた方もいます。中身は変わっていないのに、伝え方を変えるだけで反応が変わる。これが「サポートの力」の一つです。
「条件が合う人」と「合う人」は違う
最後にもう一つ、大切なことをお伝えしたいと思います。
婚活をしていると、「条件が合う人」を探すことに一生懸命になりすぎて、「本当に合う人」を見逃してしまうことがあります。
条件が合う人というのは、「年収〇〇万円以上で、身長〇〇cm以上で、趣味が〇〇で…」というリストをクリアした人です。でも、条件をクリアしているからといって、一緒にいて幸せを感じるとは限りません。
「合う人」というのは、もっと感覚的なことです。
- 一緒にいると自然体でいられる
- 沈黙が苦にならない
- 相手の前では、無理に格好つけなくていい気がする
- この人のためなら少し頑張れる気がする
こういった感覚は、実際に会って、話して、時間を過ごしてみないとわかりません。
条件表では測れないものが、人と人との相性にはあります。
もちろん、条件を全く無視していいわけではありません。生活をともにするのですから、現実的な部分での折り合いも大切です。でも、「条件のリストをすべてクリアした人でないと」という考え方が強すぎると、本当に合う人を見逃す可能性が高くなります。
婚活で何度もお見合いをしても「ピンとくる人がいない」という方は、一度「どんな条件の人を選んでいるか」よりも「どんな感覚の人を選んでいるか」に目を向けてみてください。
「条件はそれほど高くないけど、この人と話しているとなぜか楽しいな」
「スペックはそこまでではないけど、この人のことが気になるな」
そういう感覚を大切にすることが、「本当に合うパートナー」への近道かもしれません。
最後に、私たちテニシアについてお伝えさせてください。
テニシアは、IBJ・TMSという2大結婚相談所連盟に加盟する、福岡の結婚相談所です。
私たちが大切にしているのは、「数字よりも、サポートの質」です。
「何人紹介できるか」「何件お見合いをセッティングできるか」ではなく、「この方が成婚に向けてどう変化できるか」「この方にとって本当に合うのはどんな相手か」を常に考えながら活動しています。
少人数制だからできること
テニシアは規模の大きな相談所ではありません。でも、それが強みでもあります。
少人数制だから、一人ひとりの会員様のことを深く知ることができます。プロフィールのスペックだけでなく、その方の性格、話し方、大切にしていること、苦手なこと――そういった細かいことまで知っているからこそ、「あの方の性格なら、こういう人と合うかもしれない」という肌感覚を持つことができます。
大手の規模には勝てませんが、「一人ひとりを深く知った上でのサポート」という点では、規模の大きな相談所では難しいことを提供できると思っています。
私自身、会員様のお見合いが成立したとき、交際が始まったとき、そして成婚のご報告をいただいたとき——その一つひとつが本当に嬉しいと感じています。数字としての成婚率ではなく、「あの方が幸せになった」という実感として。
少人数制だからできること
テニシアは規模の大きな相談所ではありません。でも、それが強みでもあります。
少人数制だから、一人ひとりの会員様のことを深く知ることができます。プロフィールのスペックだけでなく、その方の性格、話し方、大切にしていること、苦手なこと――そういった細かいことまで知っているからこそ、「あの方の性格なら、こういう人と合うかもしれない」という肌感覚を持つことができます。
大手の規模には勝てませんが、「一人ひとりを深く知った上でのサポート」という点では、規模の大きな相談所では難しいことを提供できると思っています。
私自身、会員様のお見合いが成立したとき、交際が始まったとき、そして成婚のご報告をいただいたとき——その一つひとつが本当に嬉しいと感じています。数字としての成婚率ではなく、「あの方が幸せになった」という実感として。
カウンセラーが正直であること
婚活において、カウンセラーが「いいことだけ言う」のは、会員様のためになりません。
「あなたは何も悪くありませんよ」「相手が悪かっただけですよ」と言い続けることは、その方の婚活を前に進めません。
厳しいことを言わないといけない場面もあります。でも、それは相手を傷つけたいのではなく、「この方に成婚してほしい」という気持ちからです。
テニシアでは、耳が痛いことも含めて、正直にお伝えするスタンスを大切にしています。
「なぜうまくいかないのか」
「何を変えたらいいのか」
「そもそもその条件設定は合っているのか」
これを一緒に考えていくことが、私たちのサポートの核心です。
まとめ
今回のコラムで伝えたかったことを、最後にまとめます。
「類は友を呼ぶ」は婚活でも当てはまる。
ただし、それは「表面的な条件の一致」ではなく、「内面・思考・行動レベルでの類似」です。出会う人のパターンを変えたいなら、まずは自分自身のパターンに気づくことが大切です。
モラハラ・DVに惹かれてしまうのも、ある種の「類は友を呼ぶ」。
自己肯定感を育て、「自分を大切にする感覚」を持つことが、こういった関係への入口を防ぐことにもつながります。お見合いや交際中の「なんか違う」という直感を、大切にしてください。
「結婚相談所に入れば理想の人に会える」は誤解。
結婚相談所が提供するのは「出会いの機会」と「サポート」です。そこからどんな自分で関わるかが、成婚を左右します。データではなく、あなた自身が主役です。
婚活がうまくいかないとき、ついつい「いい人がいない」と外に原因を求めてしまいます。でも、出会う人は「今の自分」が引き寄せています。
今の自分のクセ、見え方、選び方——それを少し変えるだけで、出会う人のタイプも変わっていきます。
婚活は、「理想の人を探す旅」ではなく、「自分に合うパートナーと出会うために、自分自身を整えていく旅」だと思っています。
もし今、
- 婚活がうまくいかなくて何を変えたらいいかわからない
- 同じパターンの失敗を繰り返している気がする
- 結婚相談所に入ることを検討しているけれど、正直なことを聞いてみたい
そう感じているなら、一人で悩まずにぜひご相談ください。
テニシアでは、無料相談を受け付けています。入会を急かすことはありません。まず「今の状況を話してみる」だけでも、婚活の見え方が変わることがあります。
一緒に考えましょう。

